「シングルオリジン・ブレンド」 シングル-オリジン(名)しんぐる・おりじん❶単一産地の豆のみを使用するコーヒー。特に、単一種の苗木から収穫された豆を使用するものをいう。[補説]近年、茶やチョコレートなどについてもいうことがある。ブレンド(名)ぶれんど❶(スル)混合すること。特に、洋酒・タバコ・コーヒーなどで、種類・品質の異なったものを数種混合すること。また、そのもの。「コーヒー豆をブレンドする」「ブレンド米」出典:小学館 デジタル大辞泉よりお茶の世界にも「シングルオリジン」という言葉があります。これは、単一の農園や産地で育てられた茶葉だけを使った煎茶のこと。土壌や気候、生産者の技がそのまま味に映し出され、個性が際立つのが魅力です。たとえ同じ品種でも、標高や育て方の違いによって香りや旨みは大きく変わります。さらにその年ごとに微妙に味が異なることがあったり、全く違う味わいになったり……。まさに一期一会の出会いです。一方、ブレンド茶は複数の茶葉を掛け合わせ、味や香りのバランスを丁寧に整えたもの。毎日飲みたくなるような、ほっとする親しみやすさがあり、誰にでも受け入れられる安心感があります。安定した美味しさを生み出すその技は、まさに職人技。煎茶堂東京は、「シングルオリジン」の魅力に惹かれ、現在では約60種類を展開しています。それぞれの茶葉がもつ個性を、ぜひ一服ごとに味わってみてください。その日の気分やシーンに合わせて選ぶのも、お茶の楽しみのひとつです。イラスト=葛原美晴