「萎凋」茶ことば大辞典 The Dictionary of Tea Terminology #17

「萎凋」茶ことば大辞典 The Dictionary of Tea Terminology #17

「萎凋」

萎凋(名)い・ちょう
❶ 衰えしぼむこと。❷製茶の工程で、茶葉を採取後にしおれさせること。紅茶やウーロン茶などで行う。
出典:小学館 デジタル大辞泉より

萎凋とは、摘み取った茶葉をすぐに加熱せず、あえて少しだけしおれさせる工程のことです。

日本茶では「蒸して青さを閉じ込める」印象が強いかもしれませんが、このひと手間を加えることで、茶葉の中で香りの成分がゆっくりと変化し、花を思わせるような華やかな香りが立ちやすくなります。私たちが萎凋された茶葉を説明するときによく用いるように、萎凋は“香りを引き出すための意図的な工程”でもあります。見た目はややくすんだ緑色になることがありますが、それも個性のひとつ。市場では評価が下がってしまうこともありますが、私たちはそれを良いものとして捉えています。

同じ品種でも、萎凋の有無やかけ方によって印象は大きく変わります。ひと口飲んだときにふわっと広がる香りに「いつもの煎茶と少し違う」と感じたら、その背景に萎凋という仕事があるのかもしれません。お茶の味わいを知る入り口として、ぜひ覚えておきたい単語です。

イラスト=葛原美晴
PAIRINGペアリングのお茶の水色

お茶を探すなら、こちらから。

032 TSUYUHIKARI EI つゆひかり 頴娃
032 TSUYUHIKARI EI つゆひかり 頴娃
¥440〜
062 GOKO ごこう
062 GOKO ごこう
¥440〜
052 SAEAKARI さえあかり
052 SAEAKARI さえあかり
¥440〜

シングルオリジン煎茶

001 HARUMOEGI はるもえぎ
001 HARUMOEGI はるもえぎ
¥440〜
002 KOUSHUN 香駿
002 KOUSHUN 香駿
¥440〜
012 ASATSUYU あさつゆ
012 ASATSUYU あさつゆ
¥440〜
017 FUJIEDAKAORI 藤枝かおり
017 FUJIEDAKAORI 藤枝かおり
¥440〜
GENMAICHA 玄米茶
GENMAICHA 玄米茶
¥440〜
032 TSUYUHIKARI EI つゆひかり 頴娃
032 TSUYUHIKARI EI つゆひかり 頴娃
¥440〜
もっと見る →

次に読む

とっておきのMYあんこ。vol.040 翠香園の〈蚨蝶餅〉- くしまけんじ
とっておきのMYあんこ。vol.040 翠香園の〈蚨蝶餅〉- くしまけんじ
2026.09.25
「窓辺の野花」vol.03/ホトトギス - TOKYO TEA JOURNAL 巻頭連載
「窓辺の野花」vol.03/ホトトギス - TOKYO TEA JOURNAL 巻頭連載
2026.09.18
ブログ一覧へ戻る

読みものの新着

2026.09.25とっておきのMYあんこ。vol.040 翠香園の〈蚨蝶餅〉- くしまけんじ 2026.09.18「窓辺の野花」vol.03/ホトトギス - TOKYO TEA JOURNAL 巻頭連載 2026.09.17〈 今月の表紙 〉日本の、黄色いモンブラン。 - VOL.89(2026年9月発行号) 2026.09.01【TTJ】NEXT ISSUE - VOL.90 2026年10月発行号 2026.08.25とっておきのMYあんこ。vol.039 御菓子所 桔梗堂の〈白玉しるこ〉- 神まどか
読みもの一覧へ →