【お菓子とお茶】まるで打ち上げ花火!夏のフルーツパフェを包み込んだ五條堂の「鴻池花火」と「016 むさしかおり」

【お菓子とお茶】まるで打ち上げ花火!夏のフルーツパフェを包み込んだ五條堂の「鴻池花火」と「016 むさしかおり」

おいしいお茶を淹れると、お菓子が欲しくなる。おいしいお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中でついつい誰かに教えたくなるペアリング菓子をご紹介します。

今回、食いしんぼうデザイナーの神(じん)が紹介するのは、新しい夏のお茶のおとも。トロピカルな果物がぎゅっと詰め込まれたフルーツパフェ大福「鴻池花火(こうのいけはなび)」です。

五條堂の「鴻池花火」

1975年に創業した「五條堂」は、和菓子職人の柴田敏伸氏によって創業した大阪の和菓子屋さん。現在は二代目の柴田彩さんによって新たな和菓子が作り出されています。

柴田彩さんは、産まれた時から当たり前の様に和菓子が身近にある環境で育ったそう。「こころはずむ和菓子」を掲げ、主にフルーツと和菓子を組み合わせたお菓子が多くみられます。

学生時代・社会人の頃、
ご両親の苦労を近くで見ていた柴田さん。その大変さを間近で実感していたため、初めは「絶対なりたくないと思っていた」のだとか。お父様が体調を崩されたのがきっかけでお店に入るも、和菓子の作り方はおろかお給料ももらえない日々が続きます。

だったらできることから!とお金のかからない方法で注文を伸ばし、新商品の企画・販売・PRまで一貫して行った柴田さん。そうすることで商品を作ることの楽しさを知ったのだそう。

他のスタッフから聞くと、初代は「自分の力で作れるようにならないとダメなんだ」と言っていたらしく「その厳しさでハングリー精神が鍛えられたと思う」と柴田さんは言います。

今回選んだ「鴻池花火(こうのいけはなび)」は、5種類のフレッシュフルーツ(ブルーベリー、オレンジ、バナナ、フランボワーズ、パイナップル)と生クリーム、こし餡を滋賀県産羽二重餅で包まれたスペシャルな大福。

パッケージも花火玉のようなあしらい。夏の贈りものにもぴったりです。

冷凍のままで!口の中で溶けていく二重餅とこし餡

子どもの頃、実家に届く夏のお中元といえば「フルーツゼリー」。フルーツゼリーと水ようかんのセット、みたいなものもありましたよね。

仏壇に手を合わせてから品定めをして頂いていた幼少期の思い出。今思えば贅沢なのですが、フルーツゼリーばかりが並ぶ様子に少しうんざりしていたのも正直なところ。

ああ、そんな時にこの最強の大福があったなら…!親戚の子どもたちと争奪戦になっていたに違いありません。

「鴻池花火」は、冷凍便で届きます。届いた後も冷凍保存。冷凍のまま切ると綺麗に切り分けられるので、食べる直前に冷凍庫から取り出すのがおすすめ。

もし食べ方マニュアルがあるとするなら、まずはこの断面にうっとりするところから。夜空に散る花火のような鮮やかさは他のフルーツ大福には見られないのでは。

解凍してモチモチの大福を頂くのも美味しいのですが、わたしが好きなのは半解凍のまま食べること。口の中の体温で二重餅とこし餡、生クリームがどんどん溶けていって、後からフルーツの甘酸っぱさが追いかけてきます。

ちなみに名前の「鴻池(こうのいけ)」は、大阪の地名。花火が好きだった初代は、花火大会があったら仕事の手を止めてでも行っていたのだとか。そんな初代を見て、花火大会が地元・鴻池の近くにあったら嬉しいだろうな…と考えた柴田さん。

自分にできることは、和菓子を作ることだけ。「大福で花火大会を味わってもらうには」とアイデアを膨らませ、たくさんの果物が花火玉のようにぎゅぎゅっと詰まった「鴻池花火」が誕生しました。

この和菓子には、花火大会を見た時のように、食べて心弾むような気持ちになってくれたら…という思いが隠されているのです。

そんな素敵なエピソードを持つ「鴻池花火」のペアリングには瑞々しい飲み口の水出し茶を。自宅にある茶葉の中で「016 むさしかおり」をチョイスしました

「016 むさしかおり」の水出しで甘さを引き出す

「鴻池花火」は、生クリームとフルーツ、こし餡、二重餅で構成されています。ペアリングする上で注目したいのは「生クリーム」と「フルーツ」。あっさりしすぎるものだと「鴻池花火」のパンチが効きすぎてしまい、旨味の強すぎるものは生クリームと喧嘩してしまう。

「016 むさしかおり」は、お湯で抽出すると樹皮のような良い香りが特徴の品種なのですが、水出しで抽出するとガラッと違った表情を見せてくれるのです。

じっくり茶葉を開かせることで、突き抜けるような甘みを持ち、ほのかな旨味が後に向けてじんわり漂う一杯に。「鴻池花火」のパイナップルやバナナなどの南国の果物とも仲良く手を取ってくれます。

低温で淹れることで、高温での抽出とは全く違った味わいになる煎茶。水出しにすることでトロピカルなムードを感じる「053 はると34」とも、いつか合わせるのが楽しみです。

五條堂「鴻池花火」

商品名 鴻池花火
価格 4個入り 1,680円(税込)
販売場所 GOJODO-五條堂- 本店
〒578-0973
大阪府東大阪市東鴻池町1-5-7

GOJODO-五條堂- 梅田阪神店
〒530-0001
大阪府大阪市北区梅田1-13-13 B1

オンラインストア
電話番号 072-963-4331(五條堂 本店)
営業時間 本店
9:30~19:00(定休日 火曜日)

梅田阪神店
梅田阪神に準ずる
URL
https://gojodosweets.com/
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