〈 あの人の朝ごはん 〉028 アツアツのスコーン − 坂田焼菓子店・坂田保子
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朝ごはん。一日をスタートする日常的だけれどちょっと神秘的な時間。素敵に過ごせたらその日は絶対いい一日になるはず。
でも毎日立派な朝食の時間を取れないのが現実。ささっと1分で出来ちゃう簡単メシでも、時には贅沢に外に食べに行っても、昨日の夕ご飯の残りだって、立派な朝ごはん。
そういえば、素敵なあの人はどんな朝ごはんを食べているのだろう…?
今回は、京都の人気焼菓子店「坂田焼菓子店」の坂田保子さんに聞いてみました。
アツアツのスコーン

朝の時間が好きです。仕事柄、早朝に起きて、まだ朝焼けの景色が広がっているうちに出勤します。
出勤したら、まず始めるのはその日に焼くお菓子の準備。クッキー、パウンドケーキ、パイ、タルトなどひと通りあるうちの、スコーンから最初に焼き始めます。そして、スコーンがオーブンの中に入っている間に、今度は店のフロアの掃除をささっと済ませ、焼き上がる直前を見計らって、店の側のコンビニエンスストアにコーヒーを買いにいきます。あたたかいコーヒーと、焼き上がったばかりのアツアツスコーンひとつが、私の朝食。
割ったスコーンから立ちのぼるほかほかの湯気を眺めながら頬張る、その朝の僅かなひとときが、おそらく私の一日のハイライトかもしれません。
坂田保子(さかた・よりこ)
手作り市の出店などを経て、2015年、京都・北野白梅町に「坂田焼菓子店」をオープン。幼少期に母親に作ってもらった焼菓子をルーツにしつつ、カナダのパイ専門店での勤務で得た知識と経験で作られるパイやタルトも絶品。Instagram:@yorikosakata











