とっておきのMYあんこ。vol.017 中村製餡所の〈もなか〉- 稲川由華
あの人が愛するあんこと、あんこの思い出エピソード。月に一度更新予定。3ヶ月ごとに“あんこラバー”が変わります。様々な人が、その人生で記憶に残るあんこのお話をご紹介します。
今月のあんこラバー
稲川由華さん
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漢方養生指導士。おもむくままに「生きること」という問いを土台にして表現をするひと。 |
中村製餡所の〈もなか〉

〈中村製餡所〉のあんこに出会ったのは、京都・d食堂のあんみつを食べたとき。入っていたあんこに魅了され、友人に「うまい‼︎」と言い放った。それがきっかけで〈中村製餡所〉を知り、お店に出向いて〈もなかセット〉を買ったのだった。
その帰り道にパン屋へ寄ると、パン屋の店員さんに「ここのあんこおいしいですよね! おはぎにしてもいいですよ」と話しかけられた。不意のできごとで、なんだか嬉しい気持ちになった。
それから帰宅しすぐのこと。片方のもなかにスプーンであんこをのせて、片方のもなかで挟み、両手の指先でぎゅっと包みこんだ。はみ出るあんこ。舌でそれをすくう。続けてもなかを一口。ぱりっ、ぱりっ。あー、緑茶淹れればよかった。 胸の中が満たされていく、贅沢なひとときだった。
このあんこ菓子に合いそうなお茶