今月のあんこラバーemmyさん 東京・本郷の古民家を改装した「澱々-oriori-」オーナー。ビバレッジアーティスト。ノンアルコール飲料の開発、コンサルティングを行う。 小山田茶店の〈梅ヶ枝餅〉福岡に行く時には必ず寄りたい茶屋がある。太宰府まで足を伸ばした先、天満宮の境内のさらに奥、本殿裏にある「小山田茶店」だ。参拝客の波から外れて縁台に腰掛け、梅の木を眺めながらアツアツの梅ヶ枝餅を頬張る。カリッと焼かれた餅の香ばしさにあんこの加減が絶妙。口に残る優しい小豆の風味と柔らかな餅がとにかく旨い。初めて食べた時はあまりの美味しさに、店頭で梅ヶ枝餅の型の手入れをしているお父さんに声を掛け、邪魔にならないように作る様子を見学させていただいた。道真(みちざね)公ゆかりの梅ヶ枝餅は、旅疲れだけではない何かをも癒してくれる。なかなか太宰府まで通うのは難しいが、冷凍配送も行ってくれるのがとても嬉しい。温めた梅ヶ枝餅を頬張ると、天満宮と梅の木の景色が見えるよう。今年は久しぶりに現地に食べに行きたい。このあんこ菓子に合いそうなお茶