〈 今月の表紙 〉「生チョコ」は、日本発祥?- VOL.81(2026年1月発行号)
お茶の定期便『TOKYO TEA JOURNAL』の巻末『今月の表紙』をご紹介。毎月、イラストレーター・土居香桜里さんの素敵なイラストにちなんだ小話を掲載しています。
「生チョコ」は、日本発祥?

今年一年、表紙のイラストは「日本発祥のおやつ」をテーマに、去年に引き続き、香桜里さんにイラストを描いていただきます。第一弾は生チョコレート。
いかにも洋菓子っぽいですが、実は「生チョコレート」という名前と表示ルールを公式な基準として持っているのは、世界でも日本だけ。1988年、神奈川県平塚市の洋菓子店「シルスマリア」で生まれたと言われています。中身のアイデア自体はヨーロッパのガナッシュにルーツがありますが、それを“生チョコ”という新しいお菓子のカテゴリに仕立てたのは日本の仕事なんです。
そして、全国区に押し上げたのは皆様ご存知の北海道・ロイズの生チョコ。発祥とブームの二枚看板で、今日も日本のバレンタインを甘くしています。
文=神まどか
イラスト=土居香桜里