白と藍の交差点。安齋新・厚子さんの「白磁染付ふね」
2026年03月19日
安齋新さん・厚子さんご夫妻の白磁には、凛とした静けさがあります。けれど、染付が入ると、その静けさの中に“視線の行き先”が生まれる。今回ご紹介する「白磁染付ふね」は、まさにそのタイプの一枚です。
舟のように細長い輪郭。中央に向かってゆるやかにくぼみ、縁がすっと持ち上がるかたち。そこに、藍の線がリズムよく走り、淡いにじみが点在する。白と藍のコントラストは明快なのに、硬くならない。むしろ、光の当たり方で、絵付けの濃淡がすっとほどけていくように見えます。
直線がつくる、やわらかな余白

絵柄は、斜めの線が折り返しながら交差し、中央で“X”を描くような構成。きっちりとした幾何学のはずなのに、ところどころに見える染付のにじみが、温度を与えています。
線の間には、白磁の余白がしっかり残されている。だから、器の中にのせたものが、自然に主役になる。焼き菓子の茶色、琥珀糖の透け、果実の赤。色のあるものほど、白と藍の静かな背景がよく効きます。
安齋さんご夫妻は、制作について「焼成可能な中で、どう表現できるかが思案のしどころ」と語ります。制約の中で研ぎ澄まされた線の強さと、にじみが残すゆらぎ。その両方が、この器の“静かな華やかさ”になっているように感じました。
「小皿」より少し自由な、舟のかたち

サイズは、横幅15.5cm・奥行き8cm・高さ3cm。
小皿ほど小さくなく、取り皿ほど大きくない。けれど、丸でも四角でもない“ふね”の輪郭が、用途の想像を少しだけ広げてくれます。
縁がゆるやかに立ち上がっているので、軽いくぼみのある小鉢のようにも使える。クッキーや豆菓子を数種類、気負わずに盛れるのに、散らからない。包み紙のある菓子をのせても収まりがよく、テーブルの上で「置き場所」が自然に決まります。
お茶の時間に、ちょうどいい“受け皿”

この器が似合うのは、手を伸ばしたくなる距離のお茶請け。
サブレやビスケットのような焼き菓子はもちろん、薄く切った羊羹や、ひと口の生菓子、干菓子にも。白磁の明るさが、砂糖の粒や粉の質感をきれいに拾ってくれます。

飲み物は、煎茶・ほうじ茶・紅茶など、日常のお茶で十分。器が主張しすぎないぶん、合わせるお茶の個性が立ち、いつもの一杯が少しだけ整って見える。そんな“引き立て役の上手さ”があります。
しまう時も、景色が崩れない

高さ3cmの浅さは、重ねた時にも扱いやすいバランスです。
薄すぎず、輪郭がきちんとしているので、棚に重ねて収めても気持ちがいい。日常の中で手が伸びる器は、こういうところで差がつきます。
安齋新さん・厚子さんが大切にしている「透明感」や「細部」。その言葉どおり、白磁の肌はクリアで、縁のラインは端正。染付の藍も、強さとやわらかさの両方を抱えています。
お茶の時間の“受け皿”として。あるいは、食卓の小さな前菜や、薬味の居場所として。
暮らしの中の少しの余白に、すっと差し込める器です。ぜひ手元で、その使いやすさと静かな景色を確かめてみてください。
安齋新・厚子さんの他の器
小ぶりですが飲み口の形状が全て違ってどこで飲むかで口当たり、感じ方が違うので楽しいです。同系色ですが思った以上に茶の色もわかるので全体的に気に入ってます。
YouTubeでこちらのサブスクを紹介している方がいらっしゃって、それがきっかけで始めました。毎日色々なお茶を飲むので個包装の飲みきりの量ですごく便利。飽きずに続けることができます。茶器や器も色々あって今度はどれを買おうか悩んでしまいます。これからも魅力的な商品の紹介をお願いします。楽しみにしています。
TTJジャーナルをいつも楽しみにしてます。運営大変かと思いますが、継続しても良いなと思う企画の一つなので頑張って続けていただきたいです。残念ながらまだ現役で余裕の中、ゆっくりとしたお茶タイムは出来ませんが、引退後ゆっくりとジャーナルを読みながらお茶を飲む日が来るのが楽しみです。
緑茶が好きです静岡のじゃぶじゃぶ飲む茎茶を地元のおばちゃんにいただいた時の衝撃が忘れられません😆高級玉露は静かな夜中に飲みたいと感じます眠れなくなりそうですが😅今は番茶にハマっています時々美味しいお茶が飲みたくなる時月一届く一杯分のお茶は最高の贅沢です😊封を切った時の香りがとても楽しみです😅茶摘み休暇があったお茶が身近にあった静岡は今泊まり込みで茶摘みのバイトはあるのかな?私の近くにも古内という藤井川沿の地に茶が栽培されている所があり子供の頃に飲んでいたので最近美味しく懐かしく感じるようになりました☺️娘、妹も月一の封を切る瞬間を楽しんでいます☺️届いた?とラインしながら😁今月はアスパラも立派な物がリーズナブルに出てくるようになったのでつくりやすかな?
バニラアイスクリーム(バニラの香りの強くないミルク主体のもの)少しふりかけていただきました。本当に美味しいです。友達にお願いされたので、お裾分けしました。これから暑い季節のスイーツにいろいろ試してみたいです。素晴らしい味と香りです
レモングラスの爽やかな香りとさやまかおりのまろやかさが最高でした!
レモングラスの香りに負けないくらい煎茶の旨味も感じられる1品でさすが煎茶堂東京さんの煎茶だなと感じました!
推奨されてないかもですが水出しでも飲みましたが爽やかでとても美味しかったです!
これからの季節にピッタリだと感じました
赤ちゃんの着ぐるみを連想させるような、ほっこりした厚みがあり、丁寧に愛情をもって作られているのが伝わってきました。大切に使わせていただきたいというきもちと、この作家さんの作品を集めたいなというきもちになりました。ありがとうございました。
おくみどりとshizu7132の対称的な2つを飲み比べました。
苦味のあるお茶がよく飲むものでしたが、旨味と甘みの強いお茶の魅力に気付かされました。
カジュアルにお話いただけて、とても素敵な時間を体験できました。
今回を機にお茶がもっと好きになり、お家でももう少しこだわって飲んでみようと思いました。
エッグボウルを家族分購入させていただきました。入荷予定待ちの方のカラーと迷いましたが、ブルーもとても食材が映えそうだったので購入して良かったです♪いただく時に少し安定感がないようで倒れそうになる時もありますが、そこは手に持って食べるように。入荷待ちのカラーの方もぜひ。
素敵な器でした!
中里花子さんの器は何度もネットやYouTubeで拝見していましたが、購入するのは初めてです。
今回はこちらのお皿は一枚のみにしましたが、とても素敵ですね♪
夫婦で使いたいので追加で購入したいと思います。
ざるの形状のおかげで、茶葉がよく開きお茶の味わいが楽しめる。一人分にちょうど良いので愛用してます。4年間使ってくたびれた急須の二代目として購入しました。これで、朝一杯のお茶で、日々頑張ります。
まるみの手触り感がとてもうれしい形です。この形で2倍くらいの大きさも欲しいですね。大切に使い込みます。
桜の香をほんのりと感じることができ、春を感じました。
ただしお薦めのレシピ(4g、1分と少し、例の透明急須)で淹れると一煎目から苦くて渋くて桜の香なぞどこへやら、といった感じ。
量を2g弱にしてぬるいお湯で30秒。
これがマイレシピ。
優しい桜煎茶をようやく楽しめました。
4gは多すぎる、これはどのお茶にも感じること。
色々なレシピを紹介していただけると嬉しいですね。
1年前ぐらいから購入をずっと迷っていましたが、お茶の定期コースをスタートしたので思いきって購入しました。結果、『もっと早く買えば良かった』と後悔してます。
一人分のお茶を美味しくいれるための深さと量が計算されており、本当に毎朝の楽しみが増えました!
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