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部屋に飾りたい花。vol.04 淡いピンクのオペラ。学芸大学・花善
2021年10月08日
by 古川千鶴
煎茶堂東京・ティーコンシェルジュ 長野県生まれ。地元で就職したのち東京に上京、人生の半分は東京暮らし。 時間があれば美味しい物と気になる場所に出かけます。
私たちの暮らしの中には、様々な楽しみが存在しています。お茶を飲んでほっとするように、花や植物を愛でるのもそのひとつ。ちょっとした日常が潤う、私の「お花とお茶」についてお話します。
今回は、煎茶堂東京ティーコンシェルジュ・古川のお気に入りのお花屋さんと、今部屋に飾りたいお花、そしてお花に合わせて飲みたいお茶をご紹介します。
学芸大学 「花善」
オペラ(キク科 / キク属)

今回お花を買いに行ったのは、目黒区にある学芸大学駅近く、西口商店街にあります「花善」。この辺りは単身者、ファミリー層と住宅街も多い地域。私が伺った平日の午前中、常連さんがお花を買いに来たり、週末に花束の予約に来る人たちと賑わっていました。

お店の入り口には、思わず覗きこんでしまうほど大きな水槽があり、中には金魚が数匹泳いでいました。近寄ってみると口をパクパクしていてエサを待っている様子。水槽の脇には金魚のエサがあるのでご自由にどうぞ、と。お花以外でもワクワクさせてくれるのです。

店内は奥まで広く、どれにしようか迷ってしまうぐらい沢山の種類のお花がありました。目が止まったのは、ぐるっと回ると店先にあった丸くて可愛らしいお花。今日はこれにしよう!と、菊の「オペラ」を選びました。

形がボンボンのように丸く、淡いピンク色、花びらも細くて短い。菊には中国から江戸時代日本に入ってきた「古典菊」と、欧米で生み出されて日本に入ってきた「洋菊」があります。この「オペラ」は洋菊にあたり、今回選んだ「オペラ」は千葉県で栽培されたお花でした。

対応してくださった代表の鏑木さん
「菊の節句」知っていましたか?

菊は皇室の紋にも使われている日本を象徴する花のひとつです。菊は中国から日本に伝わり、江戸時代に入ってから盛んに品種改良がされるようになったそう。
旧暦で9月9日は菊の節句、現在の10月中旬。菊は「仙境に咲く霊薬」とされていて、菊の香を移した「菊酒」を飲んで邪気を払い無病息災や長寿を願ったりするそうです。
ちなみに3月3日は「桃の節句」にちらし寿司、5月5日は「端午の節句」に柏餅を食べるように行事食があります。9月9日は「栗ごはん」を食べるようです。
今まで、あまり知られていなかった「菊の節句」。今年は「菊酒」や「栗ごはん」を味わい、邪気を払ってみるのもいいかも知れませんね。
菊の花言葉を調べてみると菊は「高貴」「高尚」。色別でも白色は「真実」、ピンクは「甘い夢」、黄色は「敗れた恋」のようです。
シンプルに味わうお茶時間

お花を見ながらお茶を頂く、とても高貴な気分になりますね。今回、使用しているフラワーベースは20年以上使っているものになります。
とてもシンプルで使いやすく、どんなお花にも合わせやすいのがお気に入り。実はこのフラワーベース、専門学校の時に皆勤賞でいただいた物なのです。今回オペラとユーカリだけで飾ってみましたが、シンプルにまとまり、とても緑の多い上品な部屋となりました。

オペラと一緒に楽しむお茶は、三重県産「042 みえうえじま」。透明感のある水色で、爽やかな苦味が特徴。大人の味がします。煎茶堂東京でも季節限定の取扱い(9月〜10月)なので、この機会をお見逃しなく飲んでみてくださいね。
また、一段と秋が深まる今日この頃。もう少しすると山々の紅葉も始まります。楽しみですね。
042 MIEUEJIMA みえうえじま

明るく弾ける香りと渋みで柑橘類の皮をかじったような感覚。コクと甘みがあとから追いかけてくる。甘味:★★苦味…
詳細をみる
花善
| 店名 | 花善 |
| お花の名前 | オペラ |
| 価格 | 440円(税込)〜 時価 |
| 販売時期 | 9月〜11月 |
| 販売場所 | 〒152-0004 東京都目黒区鷹番3-20-5 |
| 電話番号 | 03-3794-3333 |
| 営業時間 | 年末年始 |
| URL | https://www.eflora.co.jp/shop/hanazen-tm/ |
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