【私の茶道具】松村淳さんの茶杯 - Chayo Tea Gallery 鐘書瀚
お茶のある暮らしを楽しむうちについ増えてしまう茶道具たち。でもお気に入りの逸品があると、お茶はもっと楽しくなる。センスのよいあの人が、そんな愉悦にどっぷりつかってしまった茶道具をご紹介。
松村淳さんの茶杯-Chayo Tea Gallery 鐘書瀚

アバンギャルドなフォルムに一目惚れして手に入れた、松村淳さんの茶杯。
変わったシルエットをしていますが、実は二重壁構造になっていて、実際に熱いお茶を淹れて使ってみると、茶杯の表面は全く熱さを感じさせません。さらに茶杯の内側は弧を描くような滑らかなデザインで、口に運ばれたお茶は杯からスルッと知らぬ間に喉に届くのです。まるで魔法をかけられたような感覚に、興味深さを感じました。
この茶杯に出会うまでは、器自体がお茶の飲み心地にこれほどまで大きな影響を与えると思いもよらなかったので、衝撃的な器に出会ったと嬉しかったのを覚えています。
お茶の道具は世の中に沢山あります。こういった造形ギャップのある、実用的で柔軟な作品がもっと増えたらいいなと思っています。
Chayo Tea Gallery / 鐘書瀚
| 中国出身、大阪在住。「CHAYO PHILOSOPHY」として関西を中心に中国茶を通した活動を行う。2024年12月には大阪市内に「Chayo Tea Gallery」もオープン。 |