【私の茶道具】小林裕之・希さんのガラス茶杯 - 逢茶 田中かずよ
お茶のある暮らしを楽しむうちについ増えてしまう茶道具たち。でもお気に入りの逸品があると、お茶はもっと楽しくなる。センスのよいあの人が、そんな愉悦にどっぷりつかってしまった茶道具をご紹介。
小林裕之・希さんのガラス茶杯-逢茶 田中かずよ

暑さの頃は涼やかに、寒さの折には透き通るような清らかさを感じるガラス茶杯。
指先にちょこんと乗せたくなる小さな茶杯は、小林さんの展示会を訪れた時に迷わず手にした作品です。その日在廊していた希さんが、レジに向かう私に
「この茶杯は田中さんのお稽古に参加した時、烏龍茶は小さい杯でキュッと飲むと説明してくれた時に使っていた杯をイメージしてできたものなんです」
と教えてくれたのです。
続けて、「その茶杯の初展示に、田中さんが購入してくださることに胸が熱くなりました」と言葉をかけてくれたのでした。私はそれが嬉しくて、それからはたびたびお稽古にガラス杯が登場しています。
何より、すっきりとしたフォルムで、今までにガラスではなかったサイズの杯は、冷香が良く残りお茶の余韻を長く楽しむことができます。夏のガラス、冬のガラス。季節によって如何様にもお茶席を演出してくれます。
逢茶 / 田中かずよ
| 中国茶・台湾茶教室「逢茶」主催。東京・世田谷や恵比寿「皓」や、京都の二拠点で活動する。初級コースからある教室は、茶の世界を開きたい方からの人気を集めている。 |